長嶋茂雄氏(写真：日刊スポーツ/アフロ)

NPB(日本野球機構)は10日、2026年シーズンから「長嶋茂雄賞」を創設することを発表しました。 【画像】「長嶋茂雄DAY」に松井秀喜氏と共にご本人登場 これは今年6月3日に亡くなった長嶋茂雄氏の功績をたたえる目的で創設され、日本のプロ野球12球団の選手を対象とするものです。現在、細かい条件は協議中ですが、ここまでで決まっているのは受賞対象。外国人選手を含む、日本プロ野球12球団に所属の選手に限定し、MLBで活躍する日本人選手等は対象外となります。 受賞者は野手1人のみで、記念品のメダルと副賞で賞金300万円が授与されます。表彰式は日本シリーズ終了後の11月下旬に行われるNPBアワードで行われます。 選定者はプロ野球OBを中心に、NPB、読売新聞、日本テレビから選出され、4～5人ほどをめどにしています。 会見では「(長嶋氏は)単なる成績が良かったというだけではなく、プレーの姿勢、スタイル、本当にファンを魅了した。日本のプロ野球の発展だけでなく経済発展。社会を明るくした」と長嶋氏の功績を称える言葉が述べられ、「100年200年続くような賞であって欲しい。これからの日本のプロ野球の発展になんらかの形で貢献することを期待している」と成績だけでなく、プレーでファンを魅了した、などの実績も考慮されるということです。